人の脳には「きっかけ」によって記憶を呼び覚ます特長があり、これを利用し人生史を作成するのが簡単です。記憶を呼び覚ますために必要なのは「写真」と「質問」の2つです。
ここでは、誰でも簡単に作成可能な、写真と質問を使った人生史作成プロセスを紹介します。あなたも今日から、未来につなげる人生史作成をスタートてみましょう。
人生史の作成は、自分の経験や思い出“生きた証”を残すだけでなく、近年では下記のメリットがあると言われています。
今まで先の伸ばしにしていた、写真アルバムの整理から始めるので、楽しく始められます。
“謝辞(はじめに)”
“人生で学んだこと”
“最後に伝えること(ありがとう)”
※人生章 人生史に使う11の人生章
世界共通に使われる人生史作成時の人生章は下記です。もちろん人生は人それぞれですので、追加したり削除したりは自由です。
※質問表
11の各人生章には、質問表があります。(下記サンプル)これらの質問表は、ステップ2の写真選びの時に使用すると有効です。また、選んだ写真を見ながら文章を追加する際に参照してください。(高齢者の人生史を対話方式で作成する場合は、写真を見せながら質問します。)
<2.家族の歴史(生家)の質問表>
これら質問の回答は、人生の旅は人それぞれであり、良いも悪いもありません。文章の書き方に正解はありませんので自分の言葉で、自分らしく飾らず自由に書いてください。
人生史を作成する過程でデジタル技術を活用すると、より簡単に人生史を作成することができます。
作成した人生史を、今後も送る人生と照らし合わせ、最終形に見直すこともできます。なお、人生史は家族・知人が読むこともありますので(公開/非公開を設定可)、読み手が簡単に読めるように文章を簡潔にまとめることが大切です。